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◆◆ 第 １９ 回 ◆◆ 『ゆうき』ちゃん の巻き

へんしゅーちょー！前回ご出演いただいたナナちゃんからお友達のご紹介をいただきましたー！今回ご紹介いただいたのはゆうきちゃん、ハワイ大学に通う学生さんだそーですわ。
　
おぉぉ〜、では早速アポの電話をせなあかんな。
　
んじゃ、ゆうきちゃんの電話番号、これですから。よろしくお願いします。
　
よっしゃ。（トゥルルルルルゥゥ〜）
　
（早速電話してはるわ。。。）
　
（無言。。。） （ガチャ）
　
なにガチャ切りしてますの？
　
留守電やったぞ。それも間違い電話やぞ、これ。留守電のメッセージ、でら外人やったし。
　
おかしいですねぇ。ならメールでアポとりまひょ。。。



てな訳で、無事にメールでアポを取った編集長。ナナちゃんからのご紹介、『ゆうきちゃん』 のインタビューをお届けします。『ゆうきちゃん』 はUH（University of Hawaii、ハワイ大学）でトラベル・インダストリー・マネージメントを学ぶ留学生です。どんなお話しを伺えるのかとても楽しみです。CHECK IT OUT！



ゆうきちゃんのまる秘データ

　 ゆうきちゃん
東京都出身、２４歳。
日本の幼稚園を卒園後、ハワイの小学校へ1年間留学。その後、日本でアメリカン・スクールへ通学。アメリカン・スクールを卒業した後、ハワイ大学へ留学。
趣味は、ショッピングと映画鑑賞。
　		 　


注：ピンク色の発言は編集部の脚注です。
　　 編 ・・・編集長　　　 ゆ ・・・ゆうきちゃん


『小学生の頃から英語生活、バイリンガルになれてよかったです』
編： いや、実はアポイントをお願いするときにお電話したんですが、外人さんの留守電メッセージが流れまして。。。わたくし、間違い電話をしたかと思ってガチャ切りしてしまいました。。。（サイテーやな、この人。。。）
ゆ： アハハ。そうだったんですか？あのメッセージ、私ですよ。
編： 発音があまりにも外人さんだったもんで。ゆうきちゃんは、小さいときから日本でアメリカン・スクールに通ってた、だからああいう英語が喋れるんですね。
ゆ： あまり自分では意識したことはないんですけどね。英語より日本語の方がちょっとやばいかな、って感じです（笑）。
編： と、おっしゃいますと？
ゆ： 日本語の方は、話したり聞いたりするのは問題ないんですが書くのはちょっと苦手なんです。漢字とか難しいですから（笑）。あ、読むのは比較的大丈夫なんですよ。
編： と言うと、話している時とかも日本語より英語の方が楽ですか？
ゆ： ハイ、それはもう完全に英語の方が楽ですね。
編： ってことは、日本でアメリカン・スクールに通っていらした時から、生活の大半は英語で過ごしていた、と？オウチでは、いつもCNN かなんかが流れちゃってお笑い番組とかはあまり見なかったとか？
ゆ： アハハハハ。まさかぁ！アメリカン・スクールに通っていたと言ってもウチは普通の日本人家庭ですから、オウチに帰れば普通にバラエティ番組やドラマも観ますよ（笑）。
編： んじゃ、食卓の上にはステーキやマッシュ・ポテトばかりじゃなく、煮物やうどんなんかも？
ゆ： （爆笑）あたりまえです！
編： でも、小学校の時からアメリカン・スクールでしょ？それは自分でアメリカン・スクールに行きたい！って思ったわけじゃないですよね？
ゆ： そうですね。その点については、両親が私の将来のことを考えてくれて 『これからの時代はバイリンガルになることが必要』 と言う思いがあったからなんです。
編： そっか。小さい時に自分の意思とは関係なくバイリンガルの道を歩み始めたと。で、大人になってみてどう思いますか？バイリンガルになっておいて良かったと思えますか、それとも普通の日本人のような幼少時代を過ごしたかった、とか思いますか？
ゆ： それはもう、バイリンガルになっていて良かったと思います。両親に感謝！です。子供の頃からそういう生活に慣れてしまっていたので私自身、周りの子と違う、とかそう言う違和感は特に感じませんでしたね。


『大学ではホテル関係のお仕事について勉強してます』
編： プロフィールに日本の幼稚園を卒園後、ハワイの小学校に1年間留学とありますが、これはどういう？
ゆ： 日本でアメリカン・スクールに入るための準備、見たいなもんでしょうか。アメリカン・スクールに入るためにはある程度英語ができないと入れてもらえないんです。それで、ハワイの小学校に1年間留学してとりあえず英語を身につけて、アメリカン・スクールの小学校2年生に編入したんです。
編： 小学1年生じゃ一人で留学って言う訳にも行かないでしょうから、ご両親の気合の入り方も並々ではないですね。
ゆ： そうですね、特に母は私と一緒にハワイに1年間いたわけですから、両親が離れ離れになって生活したり、精神的にも経済的にも負担をかけたんじゃないかな、って思いますね。その分、これから私が恩返ししていかなきゃ、って思います。
編： 日本のアメリカン・スクールを卒業後、日本の大学へ行かずにアメリカの大学へ進学、って言う点では迷ったこととかないですか？
ゆ： そうですね、アメリカン・スクールを卒業して日本の大学に進学しようと考えた場合、受け入れてくれる大学が限られてしまうんですよね。それに私の場合、アメリカ人と同じ教育を受けて来たわけですから、高校を卒業したらアメリカの大学へ、と言うのがごく自然な流れだったんです。
編： で、その広いアメリカの中で敢えて留学先にハワイを選んだ、って言うのは？
ゆ： 両親がハワイが大好き、ってこともありまして毎年ハワイには家族旅行で来ていました。留学となれば長期間一人住まいをする訳ですし、土地鑑もあって親しみも持てる場所、つまりハワイってことになりました。それに私が勉強したいって思っていた分野もハワイ大学は力を入れている、って言うことも大きなポイントですね。
編： その勉強したい分野と言うのがトラベル・インダストリー・マネージメントってことになるわけですね？
ゆ： ハイ、そうです。旅行関連業務全般を勉強するんですが、私は特にホスピタリティと言ってホテル関係の経営などを中心に勉強しています。


『小さい頃の憧れはバスガイドさん』
編： ホテル関係の勉強と言うと、その分野に進もうと思ったきっかけとかあるんでしょうか？
ゆ： 小さな頃から人と接するのが大好きだったんです。特にサービス業と言うかお客さまのお世話をする仕事にすごく興味があって、子供の頃は、バスガイドさんとか新幹線の車内販売のお姉さんとかに憧れてました。スチュワーデスも憧れでしたね。
編： そして最終的にはホテル関係へと？
ゆ： だんだん大人になってきてホテルなんかも利用するようになってくると、ホテルのエンターテイメント性とか人の集まる賑やかさのようなものに惹かれるようになりましたね。大学の授業の一環で800時間の現場体験と言う科目があるんですが、その単位取得のためにワイキキの大手ホテルさんでインターンをやったんですよ。実際にホテルの現場に触れてみて、益々ホテルの仕事が好きになりました。
編： ホテルでインターンと言えば、表に出てお客さまと接する仕事だけじゃなく、オフィスの仕事やセールスの仕事とか色々な職種があったと思うんですけど、実際に体験してみてどうでしたか？
ゆ： そうですね。インターンの時はホントに色々な職種を体験させていただいたんですが、私的にはやはりお客さまと直接お話しのできるコンシェルジュとかカスタマー・サービスと言った分野がそもそもホテル業に興味を持ったきっかけでもある訳で、やはり将来はその分野で働ければいいな、と思いますね。
編： 話しはまた留学関係の話題に戻りますが、ゆうきちゃんの場合、アメリカン・スクールとは言え日本人な訳だから留学するには VISA の手配なんかが必要になりますよね？その辺の準備期間ってどのくらいかかりましたか？
ゆ： VISA は通っていたアメリカン・スクールの方でサポートしてくれたので何の問題もなく取れました。大学の入学許可の手配、VISA の手配などで大体3〜4ヶ月ほどで準備ができました。
編： 住むための部屋探しって言うのも大変だったんじゃないかなって思うんですけど、具体的にどんな方法で探したんですか？
ゆ： そうですね。部屋が見つかるまで1ヶ月くらいはホテル住まいを覚悟していたんですが、それほど苦労することもなくすんなり見つけられました。部屋探しってタイミングに左右されることが多いと思うんですけど、私の場合、タイミングも良かったんだと思います。具体的には、アドバータイザー（ホノルルの朝刊紙）の広告を見たり実際にコンドミニアムに行って掲示板などをチェックしたりしました。
編： で、今住んでいるお部屋ですが、お家賃はいかほどに？
ゆ： あー、やっぱり言わされるんですね、家賃まで（笑）。今はワイキキのコンドミニアムに住んでますが、家賃は$1,250です。お部屋のタイプはステューディオ（日本で言うワンルームマンションのこと）です。
編： 家賃だけで、$1,250ですか（驚愕）！その上、生活費とかもかかるでしょ？
ゆ： そりゃそうですよね（笑）。服や食費、携帯電話、教科書代もかかりますしお小遣いも入れると家賃以外の生活費と言うことでは月々$1,200くらいでしょうか。。。
編： 更に授業料でしょ？
ゆ： 授業料は1セメスター（学期のこと、ハワイの大学は通常2学期制）で$5,000くらいでしょうか。私の場合、奨学金を取っているので1セメスターで$2,000くらいです。


『ハワイのホテルでコンシェルジュ、それが夢です』
編： ところで、ハワイに実際に留学してみて、やっぱりハワイにして良かった！と思える点はありますか？
ゆ： 日本との比較になりますが、日本では何をするにしてもどこかしらせわしなくて、いつもプレッシャーを感じていたような気がします。ハワイは勉強するにしてもゆったりしていて、素の自分でいられるような気がします。
編： ゆうきちゃんの場合は英語ベラベラなんであんまり生活面で困ったことってないと思うんですけど、なんか違うな、見たいな感覚で戸惑ったこととかありませんでしたか？
ゆ： アメリカン・スクールでの友人とこちらの大学でできた友人とでは話しをする内容が違う、って思うことがあります。子供の頃からの友達とは何でも隠しごとをせずに話し合って、時にはぶつかったりすることもありました。それはそれで、とてもかけがえのない友達だと思います。大人になってからできた大学の友達とは、話す内容も勉強のことだったり就職のことだったりアカデミックな内容の大人の会話をすることが多いですね。
編： ハワイで長期留学してみて、ハワイの嫌なところなんかも見えてきた？
ゆ： 嫌なところ、って言う訳ではないんですけど。。。ハワイってとてもリラックスできる場所だと思うんですが、リラックスし過ぎちゃってる人も多いってことでしょうか。時間にルーズだったり約束をなかなか守ってくれなかったりとか。のんびりしてるのもハワイのいいところなんですが、ルーズ過ぎるのもどうかと思うことがありますね。日本みたいにキチキチしてるのも辛いですし、バランス取るのってなかなか難しいですよね（笑）。
編： 大学の勉強もすごく大変だとは思うけど、お休みの日なんかはどう過ごしてるの？
ゆ： 寝てることが多いですね（笑）。あとは普通に家ではテレビを観たりビデオを観たり。音楽を聴いたりするのも大好きです。J-POP を聴くことが多いかな。友達とショッピングに行ったりご飯を食べに行くこともあります。自炊はほとんどしないんで（笑）。
編： ビデオとかテレビってやっぱり英語ものですか？
ゆ： いえいえ。アメリカものももちろん見ますけど、『ぐるぐるナインティナイン』 とか 『めちゃイケ』 とかもビデオで観てますよ（笑）。ナイナイ、面白いですよね。あ、あとロンドンブーツの 『ロンハー』 とかも好きですよ！
編： 最後になりますが、今後の抱負とか希望とかお教えいただけますか？
ゆ： ハイ。来年の5月でUHを卒業の予定です。卒業後は、ハワイのホテルに就職できたらいいなと思います。できればコンシェルジュのようにお客さまと直接触れ合えるお仕事につければ最高です！






今回出演してくれたゆうきちゃんに 『○○ならどこ？』 って言うアンケートにご協力いただきました。

Ｑ１> 服を買うならどこ？
Ａ１>　『バナナ・リパブリック』 か 『ビビ』。『ゲス』 にもよく行きます。

Ｑ２> 水着を買うならどこ？
Ａ２> 『メイシーズ』 です。

Ｑ３> 化粧品を買うならどこ？
Ａ３> 『DFS』 で買うことが多いですね。

Ｑ４> 美味しい食事をするならどこ？
Ａ４> アストン・ワイキキのなかにある 『ティキ』。雰囲気がとてもいいですしお料理は何でも美味しいですよ。

Ｑ５> 和食を食べに行くならどこ？
Ａ５> アラモアナ・センターからほど近い 『食堂』。焼きプリンがメニューから消えてしまったのが残念ですが。。。
シェラトン・ワイキキの中の 『吉家』、ワイキキ・ショッピング・プラザの 『たけ家』 も美味しいですよ。

Ｑ６> ファースフードならどこ？
Ａ６>　『サブウェイ』 のサンドイッチがオススメです！

Ｑ７> お茶しにいくならどこ？
Ａ７> うーん、やっぱり 『スタバ』 かな。勉強する時によく利用します。

Ｑ８> 遊びに行くならどこ？
Ａ８> 『アラモアナ』 に行くことが多いです。

Ｑ９> ブラブラするならどこ？
Ａ９> やっぱり 『ワイキキ周辺』 ですね。

Ｑ10> お奨めのＨＯＴ ＳＰＯＴってどこ？
Ａ10> 『タンタラスの丘』 の夜景は素敵ですよ。あとは定番ですが、『ワイキキ・ビーチ』！。


【インタビュー後記】
小学生の頃からアメリカン・スクールに通って英語で教育を受けてきたゆうきちゃん。日本とアメリカで一番違うところは？と言う質問に 『アメリカでは自分の意見をしっかり主張することが大切ですね』 と答えてくれました。だからと言って、なんでもかんでも主張する、って感じじゃなくてインタビュー中も遠慮深くて、細やかな気遣いをしてくれたゆうきちゃんは、自然体って言う言葉がとてもよく似合う女性でした。
実はこのインタビュー、プロフィールなどを記入していただくシートがあるんですが、苦手だと言っていた漢字を一生懸命書いてくれました。途中から 『あのぉ、すみません、やっぱり英語で書いてもいいですか？』。もちろんです！ダメな訳がありません。英語が苦手なあんたんこもゆうきちゃんのためならどーにかします！そんな気にさせてくれる空気を持った女の子です。
人にサービスする仕事が小さい頃からの憧れだと言うゆうきちゃん。夢が叶うようにチーアロも応援してます！がんばってね！


インタビュー場所：　Cheese Cake Factory, Waikiki

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