バックナンバー
 
◆◆ 第 17 回 ◆◆ 『ひさし』くん の巻き

へんしゅーちょー!マサくんから次の出演者の方、ご紹介いただきましてん。
 
おっしゃ、ずいぶんとインターバルが空いてしまったが、気合入れてがんばりしょか。
 
はっ、隊長!今回は、ひさしくんとおっしゃるKCC(カピオラニ・コミュニティ・カレッジ)の学生さんだそーですわ。
 
あれ、KCCってよく登場するけどそこに在学中の学生さんって初めてやないかい?
 
あ、そーですねー。KCCからUH(ハワイ大学)に、ってパターンの方は多いですが在学中って方はは初めてやと思います。
 
よしよし、そんじゃKCCでの大学生活なんかも生の声を聞かせて貰えそーやな。
 
はっ、隊長!是非よろしくおねがいいたしまする!
 
うむうむ、任せておきたまえ。で、早速じゃが、インタビューのレストランは用意できてるのかね?前回はアランチーノでその前がマーメイド・バーやろぉ。そろそろ、アジアンなものが食いたいのぉ。
 
(やっぱ、メシかよっ!。。。)



マサくんからのご紹介、『ひさしくん』 のインタビューをお届けします。『ひさしくん』 は日本で社会人経験も持つ留学生です。どんなお話しが伺えるのか楽しみです。CHECK IT OUT!




ひさしくんのまる秘データ

  ひさしくん
埼玉県出身、23歳。
日本で高校を卒業後、社会体育の専門学校へ。2年間の専門学校生活、資格取得の後、フリーのスポーツ・インストラクターとして活躍。現在、KCC(カピオラニ・コミュニティ・カレッジ)に在学中。
趣味は、サーフィン、テレビドラマ鑑賞、建築写真集の鑑賞など。
 
 


注:ピンク色の発言は編集部の脚注です。
   編 ・・・編集長    ひ ・・・ひさしくん


『ハワイ留学のきっかけは。。。』
編: ひさしくんは、ハワイへいらっしゃる前はフリーのスポーツ・インストラクターをされてた、と言うことですが具体的にはどんな感じのお仕事だったんですか?
ひ: はい、自分の専門は水泳だったんですが、子供向けの水泳教室のインストラクターもやりましたし、中高年の方向けの教室のインストラクターもやりました。夏休みなどには、臨海学校の子供たちを相手に「海のお兄さん」もしてました(笑)。
編: インストラクターとしてはどのくらい活動していたんですか?
ひ: 約2年ですね。高校在学中から将来はインストラクターとして食っていく!って決めてましたんでインストラクター養成専門の専門学校に進学しました。2年で卒業した後、フリーのインストラクターとして活動していました。
編: インストラクターとしてのお仕事がありながら、それを中断してまでハワイへ留学って言うのも勇気のいることだったんじゃないですか?
ひ: そうですねー。僕の場合、人とは違ったちょっと特殊なきっかけがあったんですよ(笑)。
編: 特殊なきっかけ?
ひ: はい。2001年の9月の話しなんですけど。。。まだ、専門学校に通っている頃ですね。ハワイ・ラフウォーター・スイムと言う水泳の大会がありまして、それに出場したのがそもそものきっかけです。この大会は、ダイヤモンド・ヘッド沖からワイキキのヒルトン・ハワイアン・ビレッジの辺りまで海を泳ぐレースだったのですが、その大会に出場したからこそ今、僕はここにいると言っても過言ではないと思います。
編: その時のハワイ経験からハワイの虜になってしまったとか?(それじゃあんまり特殊なきっかけとは言えませんな。。。)
ひ: いえいえ、そうではないんです。その大会の表彰式がヒルトンの近くのビーチで行われていたのですが、そこで僕の人生の転機が訪れたんですよ。表彰式をしていたビーチで、ある日系人のオバサマに日本語で声をかけられたんです。「日本からいらしたんですか?」と。
編: それで?
ひ: それで、「もし良ければ近くでバーベキューをしているから一緒に食べない?」って誘われまして。。。
編: それって、逆ナン?
ひ: ち、違いますよっ!(笑)。そのオバサマもファミリーでバーベキューをしてらしたんですから逆ナンなんてする訳ないでしょ!で、本題ですが、そう誘われて訳も分からず、タダでメシが食えるならラッキー!って言うノリでバーベキューに飛び入り参加したんです。そしたら、実はそのオバサマ、KCCの日本語の教授だったんですよ。ご自分の二人の息子さんも交換留学で日本へ行っていたことがあるそうで、その時に受け入れ先の日本の家族にとても親切にしてもらった、その恩を少しでも日本の人に返したい、とおっしゃって僕にとても親切にしてくれたんです。「ヒサシもチャンスがあったらハワイに留学すればいいのに!」みたいな話しも出ましてすぐさま車でKCCのキャンパスやUHのキャンパスを案内していただきました。
編: それがきっかけになってハワイ留学へと?
ひ: その頃は、英語もできないしハワイ留学なんて全然考えていませんでした。でも日本へ帰国してからその教授とメールのやり取りなどをしているうちに、だんだんとハワイで勉強したい!という気持ちが強くなって行ったんです。専門学校を卒業してプロのインストラクターとして活動していたんですが約2年働いてみて、僕がやってみたいと思っていたことは全てやり尽くしていた感じがして、ここら辺でもう一段ステップアップしたい、と言う気持ちも強くなって来たんですね。
編: いやぁ、そんな経緯があったんですね。そして、仕事を辞めKCCへと繋がって行くんですね?
ひ: いえ、直接KCCへ入学した訳ではないんですよ。2003年の6月に下見を兼ねて2週間ほどハワイの語学専門学校に短期留学しました。実際に長期留学する前に、本当にハワイで勉強できるのか、英語のことや暮らしのことなども含めて試してみたい、と思ったんです。その短期留学で 『これなら大丈夫!』 という自信が持てたので一旦帰国した後、またハワイへ戻って来ました。ハワイへ戻ってからは、もう一度語学専門学校へ行き、TOEFL(アメリカの大学に留学する外国人が受ける英語テスト)の準備をしました。


『両親の理解とサポートのお陰です。。。』
編: ひさしくんの場合、短期留学を経てKCCへ留学と言うことだけど、留学を決意してからの準備と言う面ではどれくらいかかりました?
ひ: 実は、語学留学する前から留学資金のことも含めて準備を始めていました。留学を斡旋する会社なんかも回って情報収集をしたり。留学を決めてから、大体半年から1年くらいを準備に当てましたね。
編: VISAの手配なんかは?
ひ: 留学斡旋会社のサポートを得て申請しました。特に問題なくスムースにVISAは発給されましたよ。
編: さっき、「留学資金のことも含めて」と言うお話しが出ましたが、資金的には全てご自身の仕事から得る収入でまかなえた?
ひ: いや、やっぱり両親の理解とサポートがなくては留学は無理だったと思います。自分で働いて稼いだ分もありますが、それだけではとても足りませんでした。僕の場合、高校を卒業して大学へは行かずに専門学校に進んだ訳ですが、その時点で父と将来についてじっくり話し合ったんです。僕も大学へ行かずに専門学校へ行きたいと言う理由をちゃんと説明し、インストラクターとして生きて行きたい、と言う熱い気持ちをぶつけて。それで父も納得してくれた、みたいないきさつがありまして。
編: で、いまさらやっぱり大学へ行きたい、それもハワイの、ってことはなかなか言い出せなかった?
ひ: そうですね。でも、やっぱり自分をさらにステップアップさせるために、どんな風に考えているかをきちんと話しまして、父の承諾を得ることができました。最初は、「専門学校に行った時の話しと違うじゃないか」みたいな議論も出ましたが、父も僕の話しをちゃんと聞いてくれて、最終的には賛成して貰えました。
編: とても理解のあるお父さんですよね。
ひ: そうですね。留学資金のことなどは父も色々とやりくりが大変だと思います。でも、僕の考えを理解してくれて留学させてくれた。だからこそ、半端なことはできません。それは、僕にとってプレッシャーでもあり発奮材料でもあるんです。この留学では少しでも多くのことを身につけたいと思いますね。


『I’LL BE BACK!で大爆笑。。。』
編: 留学資金の話しが出ましたが、では実際に留学に関してかかっている費用なんかもお聞かせいただけますか?
ひ: 今はワイキキのコンドミニアム(日本で言うマンションのこと)に住んでますが、家賃が月々840ドルです。部屋のタイプはステューディオ(日本で言うワンルーム)です。この他に、携帯電話代やブロードバンド接続費用、食費や服代なんかの雑費がかかりますね。
編: 合計すると大体、月にどのくらいの費用がかかるんでしょうか?
ひ: そうですねぇ、合計で1400ドルくらいになるでしょうか。
編: 授業料や教科書代は別、、、ですよね?
ひ: あ、はい。授業料は1セメスター(学期のこと)で3000ドルくらいでしょうか。1年は2セメスター制ですから年間で約6000ドルになりますね。僕は奨学金が取れたのでこれからはもう少し安くなる予定です。
編: 車とかガソリン代とかは?(そんなことまで聞くんですね。。。)
ひ: 車は持っていません。僕の愛車はもっぱらモペッド(日本で言う原付のこと)です(笑)。友達から中古で買ったんですが、買った値段より修理代の方が高くついてます。。。
編: ところで、今お住まいのコンドミニアムはどうやって探したんですか?新聞ですか、それとも人づて?
ひ: たまたま道を歩いていたら友達に会いまして、住むところを探してるって話しをしましたところ、「じゃ、そこのコンドミニアムに行ってごらんよ。僕も今ちょうど部屋を見てきたところなんだ」みたいなことになりまして、その足ですぐに行って即契約みたいな。ついてますよねー。この留学のきっかけとなった教授との出会いもそうですし、部屋探しもそうですし、周りからは『ラッキーな男』と呼ばれてます(笑)。
編: ハワイでの留学生活ももう1年半が過ぎている訳だけど、ハワイに来たばかりのころの失敗談とかありますか?
ひ: 失敗談という訳ではないですが。。。まだ語学留学で来ていた頃の話しです。日本に帰る直前の最後の授業日でのことです。もう日本に帰るんで何かみんなに挨拶しろと先生に言われ、素直な気持ちを表そうと思って 『I’LL BE BACK!』 と言ったんです。そうしたら先生から大爆笑されて、なんかすごく恥ずかしかったです。なんでそんなに笑うのか、と先生に聞いたところそのフレーズは、ターミネーターの映画の決めゼリフだったんですね。で、また先生から、『えっ!?知ってて言ったんじゃないの!?』 なんてダブルで大ウケされました。
編: え、本当に知らなかったんですか?
ひ: 言われて見ればそうだったかな、みたいな。全然意識してませんでしたから。。。笑い話しってことでは、こんなこともありましたよ。ブロードバンドのインターネット接続を申し込んだ時なんですが約束の時間になっても工事の人が来ないんです。会社の方へ電話して 『どうなってんだぁー!』 ってクレームしたんですがイマイチ言いたいことが伝わらなくて。。。『ちょっと待て』 って一旦電話を切ってノートに言いたいことを全部書いてから、もう1回電話して一気に読み上げたんですよね。相手の質問、一切無視!こっちの言いたいことだけ言って電話を切りました。でもちゃんと伝わったようですぐに工事の人が来てくれました(笑)。


『自分が役に立てる場所を見つけたい。。。』
編: ハワイに実際に留学してみて、やっぱりハワイにして良かった!と思える点はありますか?
ひ: それはやっぱり地元の方がとても親切にしてくれる、って言う点ですね。KCCの教授との出会いもそうですし、とにかく周りの人の色々なサポートがあって今日があるって感じです。特にKCCの教授にはご自宅でのパーティにも呼んでいただいたり、ボランティア活動を通じて社会経験を積むチャンスを下さったりと特にお世話になってますね。
編: 逆にハワイのこんなところはちょっといただけないなぁ、みたいな点って感じることはありますか?
ひ: うーん、難しい点ではあるのですがハワイにいる日本人女性、留学生に限ったことではなく観光でいらっしゃる方も含めてなのですが、その日本女性と外国人男性、正確に言うと日本人以外の男性と言うことですね、その関係がちょっと心配なケースがありますね。僕の知っている範囲でも、いいように遊ばれて泣いているコがいるんです。付き合った相手が日本人男性なら泣くことはないのか、外国人男性だからそうなるのか、という訳では決してないのですがケースとして、実態としてそういうパターンが目に付くと言うか。。。
編: これは話題としてはかなり重い話しですよね。
ひ: そうですね。大学でもこの問題をテーマにしたレポートを書いているところです。もし、身近にそう言うコがいて悩んでいるのであれば僕のような者でも何とか力になってあげれれば、と思いますね。
編: 話しは変わりますが、今はもう夏休みですよね?お休みの日ってどんな感じで過ごしてるんですか?
ひ: ええ、確かに夏休み中なんですが、僕はサマースクール(夏期特別集中授業のようなもの)を取っているので休みらしい休みはほとんどありません。サマースクールで取得した単位は、そのまま大学の単位として認定されますので早く卒業したい人は夏休みも授業を取るんですよね。それに、サマースクールの授業料は普通に大学で授業を取るより安いのでそのメリットも生かしたいですし。あ、休みの日の過ごし方でしたよね?そうですねー、大体昼頃まで寝てることが多いかな(笑)。天気が良ければ午後からモペッドでダイアモンドヘッドやハワイカイの方まで足を延ばすこともあります。
編: ハワイで生活するに当たって、自分だけの大切にしている時間とかってありますか?
ひ: 大学からの帰り道、ですかね。モペッドで通学しているんですがちょっと遠回りをしてダイアモンドヘッドの裏側の海辺に行くことがあります。そこで海を見ながらぼんやりと一服すると落ち込んだり悩んだりしている時でもハワイに来たばかりの頃の目的意識を持った自分を取り戻すことができるんです。
編: 最後ですが、今後の抱負、希望、予定などをお聞かせいただけますか?
ひ: いま、KCCでは教養課程を取得中ですがそれが終わったらUH(ハワイ大学)に転部したいと思っています。できればメディカル(医学、医療分野)の専門課程に進みたいと思っています。スポーツ・インストラクターの世界でも栄養学や生理学、救急対処法などを勉強してきました。日本で学んだことも生かせますし是非チャレンジしてみたいと思っています。卒業後は、自分を必要としてくれているところならどこへでも行きたいと思いますね。自分が少しでも役に立てる場所を見つけたい、と思っています。






今回出演してくれたひさしくんに 『○○ならどこ?』 って言うアンケートにご協力いただきました。

Q1> 服を買うならどこ?
A1> ハイアット・リージェンシー裏手の 『MOKU』 と言うサーフショップへ行くことが多いです。『ドリフト・サーフ』
と言うサーフショップもお気に入りです。あとは 『バナリパ』 くらいかな。


Q2> 水着を買うならどこ?
A2> 日本から持参なのでこっちでは買ったことがありません。

Q3> 日用雑貨どこ?
A3> 『ロングス』 か 『ダイエー』 ですね。

Q4> 美味しい食事をするならどこ?
A4> 『ダイアモンドヘッド・グリル』 のNYステーキはオススメですよ!肉も柔らかくて美味しいです。

Q5> 和食を食べに行くならどこ?
A5> アラモアナの山側、タワーレコードの裏手にある 『とらや』。丼ものが安くて美味しいです!回転寿司の 『元気
寿司』 のハマチも美味しいですね。あとはうどんの 『山源』!

Q6> ファースフードならどこ?
A6> 『バーガーキング』。フレンチフライが美味しいんです。

Q7> お茶しにいくならどこ?
A7> ワイキキ・トレード・センターの 『スタバ』。
カイムキの 『コーヒートーク』 にはよく勉強しに行きます。

Q8> 遊びに行くならどこ?
A8> カリヒのホノルル・コミュニティ・カレッジのそばにある 『セラビー』。ダーツなんかのゲームもあるし、料理も
美味しいんですよ。安く飲むならシェリダン通りの 『リトル・ソウル』。レモン・ソジュ、最高です!


Q9> ブラブラするならどこ?
A9> 『ワイキキ周辺』、『ワード周辺』 ですね。『アラモアナ・ビーチ・パーク』 も好きです。

Q10> お奨めのHOT SPOTってどこ?
A10> 『ダイアモンドヘッド・ロード』。景色がとてもいいですよ。KCCからワイキキに向かう 『モンサラット・アベニュー』
の夕景もきれいです。サンセットとワイキキの明かりがとてもいい感じです。


【インタビュー後記】
インタビュー場所のレストランにちょっと早めに着いたあんたんこの目の前を黒いモペッドが颯爽と通り過ぎて行きます。運転してるのは、サングラスに金色の短髪、ブロンズ色に日焼けした顔、そしてヒゲの男。。。うぅ、ちょっと怖い。。。もしかして苦手なタイプかも(汗)。。。でもサングラスを取った下からはとても優しい目が表れました。『初めまして、あんたんこさんですか?ひさしです。よろしくお願いします!』ってすごくいいやつ、ナイスガイでした!このインタビューに登場してくれる方たちは、みんな礼儀正しくて爽やかな人たちばっかりなのですが、ひさしくんもそれに漏れずかなりの好青年。『やっぱり夢を捨てずに挑戦し続けることが大切だと思う』 と語ってくれたひさしくん。『このインタビューを読んで、失敗を恐れず新しいことにチャレンジしてみようかな、って人が一人でもいれば嬉しいっす!』 と語るひさしくんの笑顔は輝いていました。ひさしくんも、自分の夢に向かって着実に前進して行っているようです。頑張れ!ひさしくん
(ちょっと怖いって、あんたに言われたかないよ!← ひさしくんの心の叫びを代弁してみました。by 編集部M)


【おまけ情報】
ひさしくんが運営されているウェブ・サイトのお知らせです。
HISASHI'S HOME PAGE』  >>>  http://www1.ttcn.ne.jp/~aloha-hisashi/

ハワイ留学生のひさしくんが日々のあれこれを綴るホームページです。CHECK IT OUT!


インタビュー場所: MAI LAN, Keeaumoku

▲ページトップに戻る
HOME